土曜日はリコーダーについて記事にしようと思いました。唐突に。
演奏で大切なことを書きます。技術的な面です。
あ、これは初心者〜中学生くらいの方向けの記事です。ある程度のレベルの方は、もっと大切なことがあると思うけど、今回は割愛♪
0.前提
リコーダーは、息を入れれば音が鳴る。これって、管楽器の中ではかなり特殊な特徴。
だって、他の管楽器は息入れただけでは音が鳴らない。楽器の角度やリードや唇を操作して初めて音が出る。
リコーダーは息を入れただけで音が出る。だから鼻で息を入れても音が出る。(よく鼻をかんでからやってね。それから人の楽器で鼻笛はしないように。嫌われるぞ☆)
この特徴が、リコーダーの良いところでもあり、難しいところでもある。
1.息
リコーダーを演奏する上で一番大切なものは、息。呼吸です。
息を入れると音が出るからです。
問題は、どんな音を出すために、どんな息を入れるか。そして、その息を作るために、どういう息の吸い方をするか。
そこまで考えて、息を吸って、楽器に息を入れる。
それくらい息って大切なんだ!と覚えておいてくれればいいです。
2.指(運指・指づかい)
リコーダーで音がうまく出ない原因の90%は、指です。音そのものは息を入れれば出るわけですから、「音が出ない」=「ねらった高さの音が出ない」となると、音の高さを決めている指が主な原因、ということになります。
リコーダーを習いたてだったり、難しい音の並びを練習したりするときは、とにかく「あせらない」ことが大切。
- 出したい音の指づかいがきちんとできているか確かめる。
- 息を吸う。
- 息を入れる。
一つ一つていねいに確かめながら音を出すほうが、上達は早いように思います。
3.タンギング
タンギングは、音の出始めに関わる技術です。聞くひとの耳に最初に入ってくる音の良し悪しを決めるのが、タンギングです。第一印象は良い方がいいよね!
学校では、「トゥ(Tu)」を主に習いますが、「トゥ(Tu)」はタンギングの中でも硬い印象を与えるので、そればっかりにならないように注意しよう。
タンギングは50音の
- た行(たティトゥてと)
- か行(かきくけこ)
- ら行(らりるれろ)
- が行(がぎぐげご)
- だ行(だディドゥでど)
- な行(なにぬねの)
あたりでできるので、曲やメロディによって使い分けると、表情が豊かになる。
4.おわりに
リコーダーを上手に吹きたい、と思っているみなさん。リコーダーを上手に演奏させてあげたい、と思っているお家の方や先生方。
ぜひこの3つのポイントを参考に演奏・ご指導してみてください。
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